2013年3月15日金曜日

日本企業が捨ててしまった大事な物


TOCのコンサルタントなのにブログにTOCの事がほとんど書かれていない。というのもあれなので本日はTOC関連
ゴールドラットのインタビューなどを編纂した書籍が出版されています。

・経営学の常識を覆す自然科学に基づいたTOC
・効率を正しく追求すればむしろリストラの必要はなくなる
・巨人の肩の上に立って

この3つは何度も読み返してきた文章で格好いい。是非みなさんも読んで頂きたいと思います。論点を少々。

【TOCとは、Inherent sinmplicity かつ People are goodである】

ゴールドラットの定義するTOC。これは難しい定義です。
ゴールドラットの左腕と言えるエリーシュラーゲンハイムが書籍に解説しているものがありこちらの方が"やや"わかりやすい。
Supply Chain Management at Warp Speed
Eli Schragenheim (著), H William Dettmer (著), J. Wayne Patterson (著)
People are goodについて
>>また、制約理論では、会社にとって正しいことなら従業員は喜んでやってくれると仮定する。しかし、時にはこの仮定が保証できないこともあるだろう。だがこの願望を叶えるのは、いかなる場合も指導者の役割であり、本書の範囲を超えている<<

脚注にこのような事が書かれています。ゴールドラットの話では理解できなかったのですが、私はこれを読んで次のように解釈しています。
→TOCは、「全ての人が良いことをしようとしている」との前提条件の上に成り立っている。そうでない事もありえるがそれはTOCの扱う領域ではない。

Inherent sinmplicityについて

P7・経営学の常識を覆す自然科学に基づいたTOC
>>社会科学では4行ですむなら単純、4000ページを要するならなら複雑。自然科学の定義ではデータ要素が多い少ないは関係ありません。「自由度が高ければ高いほど、システムは複雑」という事になります。<<

ゴールドラット。かなり難しい・・・。

iPhoneはシンプルで、日本の携帯は複雑だ。そんな話を聞きますが、この定義で考えるとどうだろう。
iPhoneは、開発としては自由度が高いので複雑。ユーザー側も色々出来る。
デザインがシンプルとかいう人もいますが、安藤忠雄、バウハウスはシンプル?
クラシックは複雑で、パンクロックはシンプル?

Supply Chain Management at Warp Speedでは、Inherent sinmplicityの解説としてカオス理論を引き合いに出した説明があります。一見複雑に見えるものも単純な式でできている。といった話です。うーーむ。

【効率を正しく追求すればむしろリストラの必要はなくなる】
これは始めて読んだとき人生観が変わるぐらい影響を受けました。
私は前職でカルロスゴーンもびっくりの固定費60%以上削減した実績があります。
その後自慢じゃないですが固定費100%削減達成です。(倒産したということです)

ゴールドラットはザ・ゴールで、企業の目的はお金を儲け続けることだと書いています。
このインタビューではそのためには終身雇用を守りリストラはするなと書いています。
格好いい。

【巨人の肩の上に立って】
これについては是非原文をお読みください。ゴールドラットが追求してきた物がまとめられています。
格好いい。

【未開拓の分野】
>>すばらしい科学者になる秘訣は、脳力(知力)にあるわけではない。脳なら誰でも持っている。我々はただ現実を直視して、その現実を理論的に、かつ正確に思考しなければならないだけである。肝心なのは、我々が見ている物と、導き出す結論と、実際に何が行われているかの間の矛盾を直視する勇気を持つことである。基礎となる仮定を疑うことが、ブレークスルーに必要なのである。<<

現実のセールス&マーケティングの話は矛盾したことばかりと感じます。
ですので私は、巨人の肩の上にたってセールス&マーケティングの分野を追求してみようと思っているところです。

ともかく、思うのはゴールドラットは格好いいという事です。

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